ダンス公演にて、「Memory Of Forgiveness」初上映しました!

鈴木アイリ ソロダンス公演

「So I Dance For Forgiveness(ゆるしのために踊れるなら...)」

3/8(金) 19:00 Open / 19:30 Start

3/9(土) 14:00 Open / 14:30 Start   19:00 Open / 19: 30 Start

@アトリエ第Q劇場

構成/振付/出演: 鈴木アイリ

ドラマトゥルギー: 芝崎健太

アドバイザー: 神谷理仁

音楽: カン・サムエル

照明: 早川誠司

ダンス公演に続き、鈴木アイリ主演ダンスフィルム「Memory Of Forgiveness」(松本サキ監督)、短編映画「Daily Bread」(Ruby Challenger監督)の上映。その後、ダンサー鈴木アイリ、ドラマトゥルギー芝崎健太、映像監督松本サキによるアフタートーク。


主催・企画: 一般社団法人UTMOST


★ダンス公演の第二部として、「Memory Of Forgiveness」の初上映を行いました!


まずはダンス公演の様子をご紹介します。

ダンスの前半は、テーマの元となったジャン・ラフ=オハーンさん著「オランダ人『慰安婦』ジャンの物語」から、第二次世界大戦中、インドネシア(当時:オランダ領東インド)で起こった、日本軍による強制売春の歴史について紐解きます。

中盤では、始まる前に配られた封筒を開封するよう、促されます。

封筒の中には一枚のカードがメッセージとともに入っています。

あなたには、ゆるしたいことがありますか?
ゆるされたいことがありますか?


アイリさんは舞台から消え、来場者の方に、2分のシンキングタイムがあります。

その後、舞台上に戻ってきたアイリさんの手に再びフリップが掲げられます。

わたしにもゆるされたいことがあります
だから踊ります
ゆるしのために踊れるなら


その後、個人的なストーリーへと入っていきます。

Photo: bozzo


ダンスが終わった後、休憩を挟んでから、2本続けての映画上映。

アフタートークの様子。

それぞれの制作過程を紹介したり、プロジェクトを通して変化したことなどをディスカッション。


強制売春にまで至った人間の心情とは何なのか。

だんだんと麻痺していく感覚とは何か。

誰しもがそのような弱さや火種があるのではないか。


来場者の方々のQ&Aタイムもあり、「ゆるし」について、意義深いトークをすることができました。


再演されますように!

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